遥けき想いは海の底 1

創作 小説 オリジナル
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遥けき想いは海の底










分かってた。
わかってたんだ。
自分がそうなることを。
自傷気味に笑うのにも慣れたし、人と接さないのにももう何とも思わなくなった。
ただ、一つ…言いたい想いがあるとすれば。
それはとっくの昔にお払い箱に捨てた。








水を吐く。苦しくて、どうしようもなくて。
洗面所の蛇口を捻り、水を止める。その仕草でさえ苦しくて堪らなかった。

「はあ…、はあっ‼」

胃がごわごわする。頭はぐちゃぐちゃだ。目の前はもう真っ白過ぎてわからなかった。
分からない。どうしてこんなに苦しいのかが。


何で………。


鏡で見た自分の顔は酷く荒んで見えた。






朝食を無理矢理済ませ、学校へと向かう。
いつも一緒に登校してる奴は今日は風邪で休んでいる。
胸の中で何故か良かった、とう気持ちが廻る。
それが意味が分からずに、ただ、頭を傾げた。
初夏、暑い陽射しの中での出来事。

名も亡き私はブラックガール


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