ハロウィンという行事

Fate 夢小説
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イリア無双が始まりますよ()



o,+:。☆.*・+。

[アリーシャ]
いつぞや書いた短編の主人公。
とてつもない包容力と優しさを兼ね備えた魔術師。
ウェイバーは許嫁兼幼馴染み兼恋仲。


[ロード・エルメロイⅡ世]
いつぞやのウェイバー少年。
好きな人に素直になれなく、素直になったとしても彼女はその場にいない。不幸な教授。










~~~~

~時計塔のとある部屋~


夏も終わり、肌寒くなり始めた頃。

時計塔には相変わらず、二人の声が響いていた。





「せばにゃん? セイバーじゃなくて?」


「せばにゃんです。知らないんですか?」


「あぁ知らないな」


話題に出ている“せばにゃん”とは、カプさばに出てくるさーばんとである。

アリーシャはそのせばにゃんが好きらしく、珍しく熱弁していた。



「ダメですねぇ…それでもロードエルメロイⅡ世ですか?」


「そうだが?」


「あぁこれでもロードなのですか? 教授なんですよね? なのにこんなことも知らないだなんて…」


「誰かコイツを止めてくれ」



つかさず痺れを切らしたウェイバーが止めに入る。

もう一度言うが、アリーシャは、熱中したものをとことん語る癖がある。

喋り出すと止まらない。





「まだ戦いっぷりについて話してませんよ」


「そんなにせばにゃんとやらが好きか」


「え、それはもt..あぁ、1番はウェイバーですよ」



「そうか……えっ」


「な、何かおかしなこと言いましたか…?」


「いや、もう一度言ってくれ」


ウェイバーは今の台詞を聞き流してしまったらしい。
とことんついていない。


「もう言いませんよ…あ」


「?」


アリーシャは何かを思い出したように話し始める。

「そういえばもうすぐハロウィンですよ」



そんな彼女の評定は、とても楽しそうである。



「…はぁ?」


無論ウェイバーには理解出来ない。


「ハロウィンも知らないんですか? まぁその方がやりがいがありますね」


「いや、そういう理由ではなくて───」



「たまには休憩も、した方がいいんじゃないんですか?」

不意に突かれる言葉。
ウェイバーはすんなりと受け入れてしまうのでした。

「…そうだな」


「うふふ。そうと決まれば早速……フラット君ー!!」


教え子の名前を呼びつつ、いそいそと部屋を去るアリーシャ。


「…」


そんな様子を見ながらウェイバーは、笑をこぼしていた。



(続くかも)


↓おまけ

「良かったですね師匠」

「グレイ…いつからそこに」

「師匠とアリーシャさんが愛を確かめ合う前ら」

「誤解を招くような言い方はよせ」





↓おまけ2

「え、あの人も参加してくれるんですか!!」

「えぇ。そうとなれば早速…」

「わかりました!」






安定のグダグダでお送りしました。

イリア


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