届かないことは知っている(Fate二次創作)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:662 hit

最高ランク : 31 , 更新：

＊中途半端
＊オリキャラ(名前は間桐朔夜)×麻婆神父
＊グダグダ

～～～

───間桐朔夜という人間に興味を持ち始めたのは一ヶ月前。

聖杯戦争の参加者になるであろう魔術師を調べていた時だ。

“第四次聖杯戦争に参加したバーサーカーのマスターの娘”

ただ、その認識だけだった。

その筈だったのだが────

『こんにちは、言峰綺礼』

「あぁ、また来たのかね」

『だって貴方が来いって…』

「さてどうだったかな──」

他愛のない会話。

彼女の無意識に行う仕草。

『ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…』

「朔夜…?」

彼女は、明らかに普通の咳とは違う勢いで咳き込んだ。

『あ…ごめん大丈夫』

そう言い誤魔化そうとしているが、隠し通せるわけがない。

「何が大丈夫だ…」

彼女に近づき、口元の血を拭う。

「では、口元や手の平についているモノは一体なんだね?」

『…それは…』

吐血。
その様子は、見たことのある光景だった。

～～～～～～～～～

「…朔夜。教えてくれ」

言わんばかりにこちらを見る綺礼。

『…わかった』

いずれは言わなくてはいけなかった。
でも、それはそれでいいんだ。

『蝕まれているこの身体が、ついに壊れ始めたの』

けれど所詮は敵同士。
いくら仲が良くなったとしても敵なのに代わりはない。

彼には関係のないことなんだから────。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

だれか続き考えてください(
イリア絶賛スランプです(絶叫)