小説の書き方

小説 小説の書き方
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最高ランク : 65 , 更新: 2016/10/08 10:55:44

さて。


ブログを書いてみようと思いついたわけですが。


何から書けばいいんだろーって。


芸能関係の仕事をしているのでそのことについて書くのも面白そうだなぁ、とは思いましたが、身バレが怖いのでやめました。



その代りに小説を書くにあたって私が気を付けていることを思いついたまま書いていこうかなぁと思いました。



* * *



まずは文章表現。


一番基本としていることは「私」「わたし」「あたし」などを使い分ける事です。


私がよく使っているものは「私」です。特に自分を呼ぶことに重点を置く必要がない場合や、常識的なキャラであれば「私」と使います。



「わたし」を使うキャラは、少し「私」よりあざといイメージを私は持っています。平仮名だと漢字よりも緩く見えますからね。



「あたし」は、ギャルやふわふわとしたキャラに使います。しかも少し頭も緩めの。例外的に主人公を「私」としたら、使い分けの為に友人を「あたし」と呼ばせることもありますが、それは別で。所謂悪役どころや当て馬どころも「あたし」を使っています。








その次に気を付けていることは、語尾です。小説では私は「です・ます」調は使いません。



「~だ」「~である」「~いる」「~だった」などで大体は終わっている…筈です。


ここで気を付けることが、現在形と過去形をごちゃ混ぜに使うことです。


過去形は文章の流れをブツブツ切る感じがあります。現在形はサラサラ流れて行く感じがあります。どれかに偏ると非常に読みにくかったり、違和感を感じる文となってしまいます。



私の好きな作者様に現在形を使って小説の雰囲気を作り上げている方がいらっしゃいますが、それは神技と自分とは切り離しています。



すごい方は本当に読みやすいし表現が綺麗ですよね…。



おっと落ち込むのはまた後で。



過去形→「私は小説を書いた。それを読み直した。誤字が合った。落ち込んだ。だから書き直した。再確認した。よし、もう誤字はなかった」


現在形→「私は小説を書いている。それを読み直している。誤字がある。落ち込んでいる。だから書き直している。再確認している。よし、もう誤字はない」


複合→「私は小説を書いた。それを読み直している。誤字があった。だから書き直している。再確認した。よし、もう誤字はない」


「私は小説を書いている。それを読み直した。誤字がある。だから書き直した。再確認する。よし、もう誤字はない」



とっても分かりにくいですが、なんとなくこんな違和感の違いがあります。過去形はどれも文が完結していて、現在形はどれも文が完結していない。だからどこかで文は完結してあげないといけないし、続けて流れを作らないといけない所もある。




だから流れや状況にももちろんよりますが、順番は特に気にせず文にメリハリを付けてあげることが大切だと思っています。


それにもっと動き(主に文の接続の仕方)を付けて、



「私は小説を書いている。それを読み直した。…すると誤字がある。だから書き直して再確認をした。よし、もう誤字はない」



と変えてやると読みやすい分に近づいたのではないかなぁと思います。








さてお次は感情の表現方法。


(笑)を使うか「微笑んだ」を使うかよく論争バトルを見受けますが、私は後者派です。少し前まで「貴方が好き(笑)」などと小説内でも使っていて、今でも残っているのであまり大声では言えませんが…。


まず最初の頃は純粋に「笑う」と言う意味で(笑)を使っていたのですが、今ではただの煽りとして使っている為使うのを躊躇してしまうことが理由です。そしてもう一つはやはり後者であれば表現方法が無限に広がり、文が綺麗になるので。




笑った、微笑んだ、視線を伏せて笑った、口元を引き上げた、堪え切れない笑みが零れた、ニヒルに笑った、冷酷に笑った、目を細めた…などなど。



笑うにしても様々な感情を表すことが出来ます。ただ楽しいから笑うのではありません。怒っているから笑うキャラもいる。悲しくてもそれを隠すために笑うキャラもいる。それを“笑う”という表現だけで表すことができるのはやっぱり文字です。笑うと直接表現しなくても、笑う時の顔の変化を書いてやれば上品な表現にもなります。




最初の頃は私も「笑った、ってのを使いすぎると違和感があるんじゃ…」と繰り返し同じ表現を用いることを恐れていましたが、間に数文挟めば余程表現を気にしている方以外特に気にならないのだと、自分が実際に読んでいて察しました。



なのでとにかく同じ表現しか使えなくとも、文字に起こして慣れたら徐々に変えていく…と言う形で良いと思います。




最近の私のお気に入りの表現方法は「恣意的」や「怠慢」など自由で緩やかな表現が好きなので、小説内で多用しています。楽しい。







これは今も私は模索中な話題です。


それは「会話」。



A:「昨日のご飯は何だった?」「カレーだった」「美味しかった?」「うん!」


B:「昨日のご飯は何だった?」一人の子が隣の子に問う。「カレーだった」と問われた子はそう答えを零した。「美味しかった?」ともう一度首を傾げると「うん!」と返事を受けたのでそっか、と思った。



Aはただ会話を繋げているだけ。Bは会話の間にいちいち状況説明を入れています。これだけを見ると、Bの方がいいのでは…と思いますが、会話の間に文を入れてしまうと、会話のテンポがいまいちつかめなくなってしまいます。


その点Aはテンポはばっちり。しかし状況説明や、その言葉を受けての感情説明に欠けてしまいます。



難しいですね。基本私はBを使っているのですが、もうストーリーが進まない進まない。セリフを5個言うのに2ページほど使う場合もあったり、セリフなしでどんどん内容を進めてしまったり。



AとBの上手い折り合いの付け方が分からずにいます。




そしてもう一つ難しいなぁ、と思うことは小説の話ごとの書き出しです。いつもセリフから入って「どうしてこんなことになったかと言うと~」と状況説明に移り、冒頭のセリフに戻る…というパターンばかりなのでもっと自然に次の話に入る書き出しを書きたいですね。微睡みから意識が浮上して~なんてパターンも多用してます。




いやあ小説ってどこまでも底がないので本当に深いですね。



あと基本的なことで気を付けることと言えば、「、」「。」の使いどころですかね。意外と大事です。「。」は文が長すぎればどこかで使わないといけないし、「、」は多用しすぎるととってもブツブツ流れを切ってしまう文になるので注意です。文節ごとに切ったりしたらもうそれはそれは…。




なめらかな読みやすい小説には「、」の使い方はとっても大事だと思っています。この形容詞はこの名詞に掛けているんだ!という所で「、」。この文を強調したいんだ!と言う所で「、」。意外と「、」は侮るべからず。です。



私の場合一つの単語に修飾表現を付けすぎて「何が言いたいんだ?」となってしまう文が多いので、「、」には特に力を入れて打っています。物理ではありませんよ。そしてノリに乗ってすごい勢いで書いている時は「、」「。」がない文になってしまうので、「やっちまったぜ…」と落ち込んでます。



後はもうプロット(大体のストーリー)を立ててから書き始めるもよし、頭に思い浮かんだものを書くのもよし。文を書く中で伏線をちりばめるもよし、一つの伏線に沿って文を作るのもよし。全員登場人物美形設定にするもよし、悪役どころを主人公にするもよし。幸せほけほけな内容でもよし、シリアスでもよし。みなさん個人の趣味ですね。



* * *



とっても長くなってしまいましたが、私が基本念頭にいつも置いていることはこんなことです。



読んで下さった方や、「なるほど~!」と思ってくださった方にはハグを贈呈します。



ありがとうございました。




もし皆さんが小説を書く上で気を付けていることがあれば、教えてくださいね。




気が向けばまた続きを書いてみたいです。




あおい

あおい


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三行ラブレター
2017/03/08 13:24:17 あおい 2 2

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2016/10/08 11:12:22 あおい



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