【声劇台本】執事との一生の別れ

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:137 hit

更新：

カリン…お嬢様
アレン…執事

カリン「ねぇ、アレン、しっかりして！！」

アレン「私はカリン様にお仕えできて、とても嬉しゅうございました」

カリン「アレン…分かってるわ。あなたは今まで私に誠意を持って仕えてくれた。私はあなたがいてくれてとても心強かったわ」

アレン「カリン様がいらっしゃったおかげで、ご親戚やご友人、色んな方にお目にかかることができました。カリン様に感謝しております」

カリン「私の執事は、アレン、あなただけよ。あなた以外に私の執事が務まるわけない。私はあなたがいないと、何も出来ないの。だから！アレン…逝かないで！！」

アレン「カリン様…今までありがとうございました。そしてこのような形で逝くことを…お許しください」

カリン「アレン！何バカなことを言ってるの？こんな命令、した覚えないわ…！目を開けて！お願い！ねぇ！アレン！（死んだのを確認して）…アレンを死なせた罪は大きいわ。絶対に許さない。殺した犯人を見つけ出してみせるわ！…（アレンの顔を見て）私もいづれ、そっちに行くわ。そして今までありがとうね、アレン」